小谷城址へ行ってきました

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山城スキの皆様お待たせしました。小谷城跡へ行ってきました!
一年位前から行ってみたいと思っていたので、念願かないました。

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小谷城址最寄の河毛駅前にある、浅井長政お市の像。田舎の駅前にぽつんと、かなり立派な像です。見つけて思わず「おおっ」と言ってしまったよ。

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「追手道」を振り返ったところ。けっこう急勾配で、昔はこれを日々登らないとやっていけなかったのだから、かなり大変だと思いました。
で、山道よりもなにが大変かってです。虫が顔に向かってぶんぶん飛び回るんです。ハエの小さいのやらスズメバチやら、やんややんやです。
山にいる間ずっと手を振って追い払わなければなりませんでした。たまに見かける他の人は全然平気そうでした。なんでなん。
長政やお市も虫にまとわりつかれていたのでしょうか。これだけ虫がいたら屋敷の中まで入ってきたりしてうっとうしくなかったのかとか、気になります。

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大広間です。手前の穴は小さな池みたいな感じでした。

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これは御屋敷跡です。
これ以外の遺構の写真はありません。写真を撮るどころではなかったからです。
案内看板が最小限の細く険しい山道を地図を片手に、荷物の重さで肩がこる寸前で、暑さにやられ、ヘビに2回遭遇し、カメラのバッテリー切れに気を使い、熊の出現におびえ、浅井家の亡霊の出現にもおびえ、一人きりで登っていました。行かなきゃいいのに。
ちなみに熊も亡霊も出会ってません。バスの運転手さんも熊はまぁめったに出ないから、とおっしゃってました。念のため。
山城登りは肉体と精神を鍛えます。

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中腹で見えた景色です。
遠くにうっすら見えるのが琵琶湖で、浮かんでる小さな島は竹生島です。

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昼ごはんも食べずに下りです。
実は下りの風景のほうが個人的に心打たれたので、写真をたくさん撮っています。



山城といえば春日山城址にも行ったことありますが、あっちはいまだにサービス精神旺盛な感じで、観光向けなのに対して、小谷城址はもう済んだことなのでひっそりさせておいてあげてください的な感じで、まさに戦国の「遺構」だと思います。
浅井長政お市に興味があったり、ひなびた渋い戦国の空気にひたりたい方にはぴったりです。
どちらも「日本五大山城」のひとつなので、あと三つの城にも機会があれば行ってみたいです。懲りてない。


他にも写真をUPしたので、興味のある方はリンクの「ichikonet.photo」からフォルダ「小谷城址」へどうぞ。
「車窓から滋賀の城」というフォルダも作ってみました。ある意味レアです。



あと、オマケ。かっちょいい三成のチラシをもらった(^ω^)

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